私たちこそ、
かね善だ。

2006年入社 京滋支店 小寺 義昭

聞き出すのではなく、
話してもらう。が大切。

私は田舎の出身なので、昔から農作業者などはよく目にしてきました。
就職を考えた時に、そういった風景を思い出し、食に関わる仕事を探そうと思ったんです。特に印象に残っているのは、社長と従業員の方が話をしている様子です。社長はほどよく砕けていて、かっちりしているわけでもなく、ふざけているわけでもなく、その雰囲気に親しみやすさを感じ、この会社に入りたいなと思いました。

営業部として入社し、豆のことに関しては一からのスタートでした。当時は現場で覚えるスタイルだったこともあり、何もわからない中で飛び込み営業を行なったことが今でも思い出されます。今では、関西から中部まで広範囲に担当させていただき、新規顧客の開拓や既存得意先への営業を行なっております。
新商品の開発や既存資材の切り替えなどの提案をしているのですが、一方的な売り込みではなかなかお客様は喜んでくれません。やはり、課題や悩みに対して改善策になるような提案でなければいけませんからね。しかし、課題や悩みも無理に聞き出すことはしません。商品ニュースや市場の話を広げ、会話の中でぽろっと出てきたお客様の声をしっかり拾う。そこをいつも心がけています。

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自分が、ではなく、
みんなが得する販売を。

うちは問屋なので多くの仕入れ先を持っています。お客様の課題に応じて最適な商品、仕入れ先を提案することが重要です。その中でも、お客様、かね善、仕入先の3社ともにもっとも利益が生まれる選択をすることが、私たちの一番の仕事ではないかと考えています。
どこかが得をするとどこかが損をする。どこかが損をするとその後の取引には繋がらないんです。そこを見極めながら、追求して行くことが私の一番のやりがいです。
特に豆類は、穀物なのでその年の天候や収穫量によって相場となる金額が変動します。そこを見据えながら調味料や添加物の売上をうまく組み合わせて成果を出していかなければいけません。難しいからこそ楽しいですね。

個人的に特に思い入れの強いお客様があります。そのお客様へは長年提案を続けましたが、なかなか契約には至りませんでした。それでもお客様の話を聞くために頻繁に足を運び続け、5年ほど粘ってようやく契約していただくことができました。その時の達成感が今でも忘れられません。
それまでの提案は、自分の中ではお客様のためにと思っていたのですが、自分本位だったことに気づき、お客様の本当の課題を聞く力の大切さを改めて感じました。
同時に自身の成長も感じることができた瞬間でした。

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誰にとっても居心地のいい
場所を目指して。

かね善は居心地のいい会社です。社長も含め、社内全員がとても風通しよく働いているように感じます。お客様が来社された時には、すごく元気のいい会社ですねって褒めてもらうことがよくあります。それも、みんながのびのび過ごせる風通しの良い社風だからこそだと思います。

私は今、社内で中堅の立場にいると思います。
上の方とも下の子とも接しやすい年齢にあるからこそ、会社全体のコミュニケーションのパイプ役になりたいですね。私が居心地のいい会社だと感じるように、誰にとってもそうであって欲しいなと思っています。もちろんこれから入ってくる新入社員にとっても。
新入社員へアドバイスをするのであれば、素直であれ。ということですかね。
あと、継続は力なり。ですね。どんなことも諦めずに続けていれば、結果は必ず付いてくると思います。周りの意見を素直に吸収し、まっすぐ前に進み続けることができる人に10年、20年先のかね善を担っていって欲しいと考えています。

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かね善とは

「差」

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